産婦人科医ドクターまんまの北海道の歩き方

みなさんこんにちは。

まんまでございます。

Mt.イゾラから望む羊蹄山

先日、ルスツリゾートスキー場に行って参りました。ルスツリゾート北海道 ルスツリゾート (rusutsu.com)虻田郡留寿都村にあるその場所は、夏は遊園地、冬はスキー場を中心とし、他にもさまざまなアクティビティを通じて大自然と一体となれる、まさに北海道を代表するリゾートです。

 

スキー場について申し上げれば、ウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラという3つのピークに4基のゴンドラ、そして14基の高速リフトを擁する、なんとも贅沢で開放感溢れるゲレンデ構成を誇り、その斜面に佇んでいると、「ここは本当に日本か?」と思わず唸ってしまう、そんな規模のスキー場です。

ルスツリゾートスキー場ゲレンデマップ

特にMt.イゾラは長距離滑走が可能なコースが多く、山頂からコンドラ乗り場までほぼ均一な斜度のピステをかっ飛ばしていると、日頃のストレスや鬱憤を吹き飛ばしてくれること請け合いでございます。


訪問日は3月下旬の平日ということもあり、ルスツとしてはこれまでに経験したことがないほど空いていました!
当日は天候にも恵まれたため、それこそオープンからクローズまで北大基礎スキー部の現役時代のように夢中に滑っておりました。

Mt.イゾラ ヘブンリービューコースからの眺め

基礎スキー部時代はとにかく早く上達したい一心で、文字通りオープンからクローズ(ナイター含む)まで滑りに滑りまくっていましたが、社会人になってからというもの、そもそもスキーに行くことが億劫になり、さらにはいざスキー場に到着しても1本2本滑った程度で疲労困憊、「嗚呼、明日の仕事もあるし、もう帰るか」と昼ドンを待つことなく撤収状態が常でしたが、今回のひさしぶり(もしかして20年以上ぶりかも知れません)のルスツ訪問は本当に時間と疲労を忘れさせてくれました。

北海道大学に入学し、「北海道に来たからにはぜひスキーは滑れるようになっておきたい!」との思いから、入学早々に基礎スキー部に入らせていただきましたが、基礎スキー部での理論講習と夏場の体力作り、そしてシーズン中の上級生が下級生を系統的に指導するというレッスンシステムの恩恵により、板を履くのも一苦労、スキーも人生で数回したしたことなかった超絶スーパー初心者だったわたくしも、2年目にはSAJ1級を取得することが出来ました。

基礎スキー部の公式HPトップページ | 北海道大学基礎スキー部 (huss.sakura.ne.jp)SNSを拝見していると、現在の滑りのトレンドは膝の動きで板の角付けを切り替えして鋭くターンを切り込んでいくようですね。

わたくしが在籍していた当時と滑りの質が大きく変わっていることに驚かされますが、オフシーズンの旅行などスキー以外のレクレーションも充実しているようで、部活を通じて大学生活を楽しむという姿勢は変わってないようです。

ついでながら、全日本スキー技術選手権大会に出場している部員がいるというレベルの高さにも驚かされます。

いつの日か、デモンストレーターを輩出するかも知れませんね。

さて、そんな基礎スキー部時代、先輩の企画で部員仲間と訪れた「カムイワッカ湯の滝」など、もはや観光客が簡単に足を踏み入れられるところではなくなりましたね…。
草鞋を履いて川を遡上し、流れ出る源泉で温められ天然の露天風呂と化していた滝つぼに浸かって知床の大自然に溶け込んでいた、そんな当時がとても懐かしいです

(写真を撮っていたはずですが、どこにも見当たらず…残念)。

カムイワッカ湯の滝


上記はネットからの拾い画像ですが、現在は一の滝までは行けるようですね。
怪我と羆対策は自己責任ですが、それこそ当時はどこまでも登っていくことができました。
神削壁産婦人科医 ドクターまんまの北海道の歩き方 - doctor-mamma’s diary (hatenablog.com)タウシュベツ橋梁産婦人科医 ドクターまんまの北海道の歩き方 - doctor-mamma’s diary (hatenablog.com)もそうですが、このように多くの北海道遺産が近くて遠い幻状態というのは、本当にさみしいですね。