こんにちは。まんまでございます。
先日、「タウシュベツ川橋梁」についてご紹介させていただきましたが、
本年2020年は、11月現在水没する事無くその姿を見ることが出来ると聞き及び、
急ぎ糠平湖に向かってみました。
逸る気持ちを抑え安全運転で現地に到着、さっそく糠平湖畔を愛機で走っていると、
タウシュベツ川橋梁のたもとまで続いている林道の入り口がなぜか解放されているではありませんか!
「すわ、橋梁も崩落まで秒読みだからか、11月でもまだ水没していないという近年まれにみる特殊な状況だからか、行政サイドの粋な計らいでサービスフリーパス状態??」と思いつつ、そんなウマい話があるハズもなく、途中で誰かにどやされても面倒だなあと、こちらのアプローチは断念、素直に展望台から眺めることにいたしました…。
そしてファインダーに収めたのが下記でございます。
冴えた陽光に照らされたタウシュベツ川橋梁の白いアーチが晩秋の糠平湖にくっきりと浮かび上がり、まるで自然のスポットライトを浴びたようなそれでいて澹然とした佇まいには、もしかしたらこの姿は最後かも知れないという淋しさも相まって、胸が熱くなる気がいたしました。
音更川をひと跨ぎし、そのアーチの大きさと美しさで有名な第三音更川橋梁は補修工事が進んでいるようですが、タウシュベツ川橋梁にはそのような予定はないようです。
タウシュベツ川橋梁…みなさまの記憶にとどめてもらいたい、そんな北海道の風景の一つです。