産婦人科医ドクターまんまの北海道の歩き方

みなさんこんにちは。まんまでございます。

まずはこちらをご覧ください。

滝瀬海岸


ここは乙部町にある滝瀬海岸なのですが、当地の写真を初めて目にしたとき、このような場所が北海道にあるとはとても信じられませんでした。
ある雑誌の表紙を飾っていたのですが、その雑誌は北海道内限定で頒布されていたものでした。

そして表紙を飾る写真はいつも道内の景勝地でした。

その表紙に上記のような写真が掲載されていたのです(こちらの写真はわたくしが撮影したのですが、表紙も同じような感じだったと思います)。

 

表紙のこの場所…わらかない…。

表紙に載っているということは、ここは北海道のどこかのハズ…。
しかし、一体…どこ…。

大学進学を機に来道し、気が付けば30年以上北海道に住んでおりますが、写真を一瞥しただけではここが北海道のどこの何を写しているのかさっぱりわかりませんでした。

お恥ずかしい限りです。

と同時に、この風景に直接触れたいと強く思いました。

調べてみると、どうやら道南は乙部町にある滝瀬海岸と分かりました。

滝瀬海岸と言えば、独特の白い断崖。

これは、火山の噴火で噴出した軽石が海底に積もって出来た地層が隆起したものと考えられているようです。

そして、「白い傾斜地」を意味する「シラフラ」と呼ばれ当地は親しまれているとの由、確かに断崖の白さと海岸の碧さとのコントラストが稀有な魅力を放っているように思えます。

ここはなんとしても行ってみたい!!

そう思いつつも遠方ということもあり、なかなか訪問する機会を得られず…。
なんだかんだ、その存在を知ってのち2年の時を経て、ようやく先日その地に立つことが出来ました。

 

滝瀬海岸の案内板


ツーリングマップルで場所を確認しただけで向かったのですが、現地にはトイレが完備された休憩所があり、展望デッキも清掃が行き届きとても快適な場所でした。

休憩所


展望デッキからは階段も整備されており、簡単かつ安全に海岸まで降りることができます。

 

展望デッキから海岸に降りる階段(海岸側から展望デッキ側を見上げて)


海岸に降りてみると…そこはまさに別世界。

丁度よい具合に陽も傾きはじめた陰影やわらかい昼下がり、しばし時を忘れて大自然との一体感に身を委ねていました。

ダイナミックでありまた美しくもある海岸線を歩いていると、ここが北海道ということを忘れてしまいます。

 

海岸から望む白壁


波打ち際から断崖に近づき、青い空に聳える白壁を眺めていると、ふと、層雲峡の神削壁を思い出しました。
幸い滝瀬海岸のシラフラは今のところ崩落の危険性は低いように思えましたが、神削壁のようにいずれ立ち入り禁止になるかも知れません。

 

タウシュベツ橋梁しかり、知床大橋しかり、以前(といっても20年または30年近く前ですが)簡単にアプローチできた北海道を代表するスーパーダイナミック超絶感動シーンがもはや警察沙汰か命を捨てる覚悟がないと近付くことができないというのは、残念無念、悲哀の極致といえます。
層雲峡については、まだ稼働していた旧国道のサイクリングロードを駆け抜け、レンタルしていた自転車に跨りつつ神削壁を真下から見上げていた時、それこそ30年ほど前ですが、現在のようにいずれ容易に立ち入ることが出来なくなるなど全く想像出来ませんでした。

1990年代はサイクリングロードとして旧国道が解放され、神削壁だけでなく羽衣岩など小函、もとい層雲峡を代表する景色を間近で楽しむことができましたが、それも2000年代前半には遠くから眺めるだけですよ、と遮断壁で小函のほとんどは通行が制限されてしまいました。

それでもここだけの話、自己責任で遮断壁を乗り越え神削壁の真下まで歩を進める事は不可能ではありませんでしたが、時は進み2020年代の今では落石して来たであろう大量かつ巨大な岩石と身長以上に伸びた薮に阻まれもはや神削壁の存在を強制的に忘れさせようとしてるのかと、神の壮大な虐めを邪推します。

さらには羆の恐怖もあり、心情的にこの薮道を突破するのは地球最後の日か余命いくばくもない人生末期のタイミングぐらいしかないかも知れません。

嗚呼、神削壁をもう一度見たいなあ。

滝瀬海岸の話から、なぜか大好きな層雲峡に思考が飛躍し、ついつい筆が熱くなってしまいました。
わたくしの層雲峡への想いについては、下記をご一読いただけますと幸甚に存じます。

産婦人科医 ドクターまんまの北海道の歩き方 - doctor-mamma’s diary

今のうちに見届けておきたい北海道の風景…滝瀬海岸は間違いなく、その一例かと思います。
 
蛇足ながら知床大橋について、触れさせてください。
 

知床大橋(WEBより)
知床大橋との出会いは小函をサイクリングした19歳の時に遡ります。
カムイワッカ湯の滝の入口に通じる砂利道をさらに知床岬方面に進むと突然巨大な鉄橋が目の前に現れます。

当時の感動…知床という秘境の中に突如現れる人工建造物の真っ赤な鉄橋という絵がとても鮮烈でした。
遊覧船側からも、カムイワッカの滝の上流側に目を移せば赤い鉄橋が遠望できたように記憶してます。あんなところにあんなものが…秘境中の秘境、知床半島の大自然の中に静かに佇む鉄橋がとにかく印象的でした。

今は自家用車でカムイワッカ湯の滝入口に通じる道を通行する事は不可能ですが、当時はカムイワッカ湯の滝方面へと続くダート道を遮断するゲート前でスタンバイし、朝一番、オープンと当時にそれっとカムイワッカ湯の滝目指して砂利道を爆走したものです。

カムイワッカ湯の滝には立ち寄らずさらに奥へとクルマを進めることも、そして知床大橋を渡ることも出来ました。渡ったところで道が終わり、それ以降は徒歩で進むしかないという行き止まりでしたが、知床岬までつなげる計画だったのでしょうか?
訪問当時、知床大橋を渡ったところで羆におびえながら記念写真を撮ったのですが、残念ながらどこをどう探しても当時の写真は出て来ません。

WEBで現在の知床大橋の状況を調べてみましたら、カムイワッカ湯の滝入口まではシャトルバス、そしてそこから徒歩なら知床大橋まで通行可能なようです。

徒歩…羆遭遇率北海道ナンバー1、羆の楽園の中をてくてく歩くなど、正気の沙汰ではないです…。
そうなると、訪問出来る時期は限られてますね。
 
知床大橋と神削壁は人生最期の目処が立ったら進軍だな…そう決意した滝瀬海岸の帰り道でした。
 

産婦人科医ドクターまんまの北海道の歩き方

みなさんこんにちは。まんまでございます。


かねてから、是非再訪をと胸に秘めていた地、宗谷岬に行ってまいりました。

 

宗谷岬にある「日本最北端の地の碑」

学生時代、部活の先輩に借りたクルマで初めて訪問した際は、往復12時間日帰り一人旅、文字通り札幌から宗谷岬まで行って帰って来ただけでしたが、日本最北端に到達したという事実だけで満足したものです。

ではなぜ、そもそも宗谷岬に行こうと思い立ったか…。

それは、修学旅行で北海道を訪れた際、わたくしのクラスを担当してくださったバスガイドの方が、いつかまた北海道に来る機会があれば、ぜひ道北地方への旅をお勧めしたいと仰っていたからでした。

曰く、道北地方こそ「The北海道」らしい風景に出会えるからとのことでしたが、全くもってその通りだなあと思います。

宗谷岬に行って帰ってくるだけの往復ドライブでも、「これぞ北海道」的な風景に出会えます。

 

宗谷丘陵

爾来、隙をみては宗谷岬へ日帰りで行ってくる、そんな突貫ドライブを何度か繰り返している内に、途中にある素晴らしい道の存在に気づきました。

それは、道道106号線です。

道道106号線は「日本海オロロンライン」(産婦人科医 ドクターまんまの北海道の歩き方 - doctor-mamma’s diary)の最北端にあり、稚内ー天塩間の約68km区間の海岸線ルートでサロベツ原野を貫く他には風力発電の風車を認めるのみで、人家や信号などの人工物がほとんどない絶景ロードなのです。

道道106号線(利尻礼文国立公園の看板と風力発電の風車)


サロベツ原野の中をどこまでも続く直線道路を走っていると、天気がよければ利尻島を望見することができます。
今回は午前中の訪問でしたが、とある夕暮れ時、あかねさす日本海に漆黒の影を残し聳え立つ利尻富士を見た時は、言葉にならないほどの感動を覚えました。
残念ながら、当時はカメラを持参しなかったためその時の写真はありませんが(写真として残せる腕もないかもですが…)、いつかまた同じ景色に触れることが出来たらなあと思います。

あと、途中に北緯45度の記念碑があります。

 

北緯45度モニュメント

北緯45度…北半球の真ん中なのですね。


そう言えば、樺太に菊の紋章付の北緯50度国境石ってあったんだよなあとか、北緯50度も見てみたいなあとかそんな事を思いながらモニュメントを眺めていました。
ついでながら、北緯45度のモニュメントはさぞかし人がたくさん記念写真を撮っているのだとうと思いきや、非常に閑散としていました。

宗谷岬の「日本最北端の地の碑」とはえらい違いでした。
あちらは写真の通り、順番待ちをしないと記念写真が出来ないほどの盛況ぶりでした。



さて、宗谷岬でお土産も購入したので、さて戻るか…という時、手元のツーリングマップルで紹介されている「エサヌカ線」に目がとまりました。

猿払村にある村道のエサヌカ線は、全長約16kmの牧草地を貫く直線道路で、2か所あるクランクを除けば、本当に一直線でして、看板や電柱などの遮蔽物が一切ない、文字通り地平線と一体となれる道路なのです。

 

エサヌカ線


北海道に住み始めて35年…誠に恥ずかしい話ですが、こちらのエサヌカ線という存在を知ったのも初であれば、もちろん、ドライブしたのも初めてでした。
今回、宗谷岬からの帰路ちょっと通ってみるか的なノリで走ってみただけでしたが、ところがどっこい、このエサヌカ線、道道106号線に全く引けを取らない素晴らしい壮大スーパーストレートでした。


道内には、まだまだわたくしの知らない絶景ロードがたくさんありそうです。
「道がわたくしを待っている」…そんな気がいたします。


さて、次はどこを走ろうか、そんなことを想像しながら、今回のドライブを終えました。

産婦人科医 ドクターまんまのGarage Life

みなさんこんにちは。 
まんまでございます。

先日、千葉県木更津市にある
「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(以下PEC東京)」
に行って参りました。
 

PEC東京
PECとは、ポルシェオーナーに限らず、誰でもポルシェブランドの世界を体感することが出来る施設で、PEC東京はPECとしては世界9拠点目として2021年10月にオープンしたとのことです。
 

718スパイダーRS

 

施設入口やレセプションホールにはポルシェの最新モデルが展示してあり、運転席に座ることでドライバーになった気分を味わえます。
 

911GT3

 

また、実車に触れたり乗り込んだりすることで、カタログやWEBでは分かりにくい内外装のカラーや質感、インパネの雰囲気がよくわかります。
 

レセプションホール
さらに、PEC東京にはレストランやカフェも併設されており、地元の食材を活かした料理を楽しみつつ、コースを走行しているポルシェ車を眺めることができるのですが、開放的なレストランに1歩踏み込んだだけでも気分が高揚します。
 

レストラン906

実際、わたくしがPEC東京に訪れた際、まずはこちら「レストラン906」にお邪魔したのですが、レストランの非日常的な演出と眺望に年甲斐もなく興奮してしまいました。

いかにわたくしが舞い上がったか…これはわたくしの拙い写真より、公式HPの方がわかりやすいかと思います。

レストラン906・956カフェ | PORSCHE EXPERIENCE CENTER TOKYO (ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京)

 

しかし、PEC東京の真髄は何と言っても専用コースを利用したドライビングプログラムにあることは言うまでもありません。
ドライバーのスキルや希望に合わせるかのようにさまざまなプログラムが用意されていますが、ド素人のわたくしはおそらく最もスタンダードな「ドライビング体験(90分)」を選択させていただきました。

これは、PEC東京の説明によると
「経験豊富なポルシェドライビングコーチによるマンツーマンのインストラクション。PEC東京の様々なモジュール(ハンドリングトラック、ドリフトサークル、ダイナミックエリア、オフロードなど)で充実のドライビング体験を。ポルシェがどのように反応するか、その背景にあるメカニズムを知ることでドライビングスキルアップを目指しましょう。」
とありますが、要するに、インストラクターのデモの後に今度は自分が運転して同じコースを同じように走ってみる、そうしているうちにクルマの特性やポテンシャルをメカニカルな理論とともに身体で理解できるというものです。

サーキットではないので、時速200km/hとか300km/hなど公道ではあり得ないスピードでぶっ飛ばして走るというものではなく、むしろ、実用的な速度域でポルシェ車の特徴を活かしたアクセルワーク、ブレーキのかけ方、ハンドリングのコツを学ぶことで、もってクルマを安全かつ楽しく運転する技術を学ぶというものです。

クルマの走行に関する一般論からポルシェ車の特徴までわかりやすく実践を交えてインストラクターの方が教えてくださるので、プログラム終了後には、なんだか運転技術が向上したような気がいたしました。
 
プログラムにはすべての車種、グレードを選択すること出来ますので、当然すべての実車がPEC東京に配置されています
普段、めったにお目にかかれない公道を走れるレーシングカーのようなトップモデルからEVまですべてのポルシェ車がずらりと並んでいる光景は圧巻の一言です。
 
こちら、コース内では写真を撮る時間がなかったため、概要につきましてはやはり公式HPをいただければ幸いです。
 
ドライビングプログラム | PORSCHE EXPERIENCE CENTER TOKYO (ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京)

本州にお住まいの方でポルシェオーナーなら、自分のクルマでコースを走る事も出来るようです。
また、PEC東京でポルシェ車の納車式も行うことがあるようです。
PEC東京で納車式なんて、一生の思い出になりそうです。

90分はあっという間でしたが、プログラムを通じてドライビングスキルの向上を果たしたのみならず、日常生活の喧騒とストレスがリセットされたような気もいたします。
 
機会があれば、次回は911GT3RSのようなレーシングモデルを選んでみたいですね。
 

911GT3RS
 

産婦人科医ドクターまんまの北海道の歩き方

みなさんこんにちは。まんまでございます。

先日、大型連休を利用して函館に行って参りました。


例年ですと大型連休の時期イコール桜が見ごろというところ、今年(2024年)は4月中旬に函館地方の桜が満開を迎えたとの便りを受けていましたため、花より団子、グルメ優先ツアーと位置づけ愛機と共に南へ向かいました。
なんでしょう、5月の大型連休の時期には、桜の鮮やかさと太陽の暖かさを求め、なんとなく道南地方に自然と足が向いてしまうのは道民の性のような気がします。

 

函館駅前のさくら

まず札幌から函館に向かった場合の高速道路の終点、大沼公園では「大沼だんご」に狙いを定めました。

大沼のだんご | 【公式】大沼国定公園の観光情報サイト「大沼ップ」 (onumakouen.com)

こちら、日持ちしないので、当日中に食べなくてはいけないという縛りがあり、これまであまり食指が動きませんでした。
今回はだんごをランチ代わりに食べようと思っていましたので、ごま、あん、しょうゆ、三味すべてを現地でいただきました。
 

「沼の家」の大沼だんご
ちなみに、販売店として「沼の家」と「谷口菓子舗」がありますが、今回は観光駐車場付近の「沼の家」で購入しました。
甘さが控えめだったから、空腹だったからか、全部一気に平らげてしまいました。
もちの食感も強めでとてもおいしかったです。
 
お腹が満たされた昼下がり、さてと函館方面に舵を切りましたが、途中「城岱牧場展望台」に寄ってみました。
目的は眺望ではなく、途中の「城岱スカイライン」という七飯岳の麓を駆け抜けるワインディングロードでした。
多くの方が函館新道でカットしてしまうルートを少し遠回りして進むためか、大型連休にも関わらず空いていたのは僥倖でした。
山頂の駐車場まで前を走るクルマがいなかったので、非常に気持ちのよいドライブができました。
マニュアルシフトを必要以上に操作して、2速やら3速やら燃費の悪いギヤで適度にアクセルを踏みつつ、NAエンジン特有のエモーショナルなサウンドに酔いながらプチ峠道を楽しんでいると…その先に予想をはるかに超える素晴らしい眺望が待っていました。
 

城岱牧場展望台
 
遠く函館山を望むその景色にはどこか懐かしさと優しさがこみあげて来ます。
夜のとばりが降りるころには「裏夜景」と称される、そんな宝石のような煌めく夜景を想像しながら、しばし大自然の美しさに見とれてしまいました。
 
次は七飯町を後にし、一路函館中心部へ。
 
どこに行っても人だかりはご愛敬ですが、五稜郭の桜がほとんど散ってしまっていたのはやはり残念の一言です。
そんな五稜郭では、五島軒のカレーパンをいただきました。
 

五島軒のカレーパン
遅咲きの八重桜と「リッチ鴨カレー」(今は『メモリアル鴨カレー』というらしいですね…五島軒 〈公式サイト〉 (gotoken1879.jp))を彷彿とさせるカレーパンでまずは鉄板コースの一つ目を撃破した気分です。
 
もちろん忘れてはいません。
函館と言えば誰もが知っているであろう「ラッキーピエロ」を外すわけにはいきません。
 
もっとも、今回のグルメツアーの主峰でもありますので、パスするなどあり得ないのですが、それにしてもオーダー待ちの行列がとんでもないことになっていました。
店舗を取り巻くように伸びる大行列は想定内ですが、その行列が遅々として動かない様をみると、「順番が来るのは夜中では?そもそもそんな時間にやってないし」などと毒を吐きたくなります。
 
ラッキーピエロは次回でよいかなと一瞬諦めかけましたが、そもそも何のために函館に来たのか、ラッキーピエロを食べずに帰れるか、いや帰れまい…と我が身を叱咤激励しての、観光地から遠く離れた住宅街のラッキーピエロをいくつか偵察、店舗の外にまで順番待ちの列が及んでいない店舗をなんとか探しあて突撃してみました…が、結果はオーダー(チキンのみ)まで30分、出てくるまで30分…と安定の1時間待ちでした。
まあ、夜中じゃなくてよいかなと。
 

ラッキーピエロのチャイニーズチキン(単品)

 

ちなみに、そんなやっとの思いでありついたチキンを頬張っていると
「本日のお肉がなくなりました~」とのレジの声。
なかなかきわどいタイミングでしたね。
 
そして終盤、移動と人込みに疲れていた身体に鞭打って最後に向かったのはご存知「ハセガワストア」。
チャイニーズチキンを食べることが出来たのでもういいかなあと思ったのですが、ここまで来たら「ラッキーピエロ」と人気を二分する「ハセガワストア」を素通りするのも悪い気がして…。
北海道の地に足を踏み入れ33年目、ついに「やきとり弁当」と初対面いたしました。
 

ハセガワストア」のやきとり弁当
 
こちらもそれなりに順番待ちの列がありましたが、比較的待ち時間少な目でありつけました。
串にささったお肉とお米というシンプルな組み合わせですが、シンプルゆえにきっと何度も食べたくなるのでしょう。
煙まみれになりながら、係のお兄さんがこれでもか!と焼きまくっているその光景こそが、函館の風物詩かもしれません。

函館と聞けば、函館山の夜景や新鮮な魚介などが連想されると思います。
今回はあえて、道民に愛されているであろう庶民的函館グルメのスタンプラリーに徹してみました。
 

産婦人科医ドクターまんまの北海道の歩き方

みなさんこんにちは。

まんまでございます。

Mt.イゾラから望む羊蹄山

先日、ルスツリゾートスキー場に行って参りました。ルスツリゾート北海道 ルスツリゾート (rusutsu.com)虻田郡留寿都村にあるその場所は、夏は遊園地、冬はスキー場を中心とし、他にもさまざまなアクティビティを通じて大自然と一体となれる、まさに北海道を代表するリゾートです。

 

スキー場について申し上げれば、ウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラという3つのピークに4基のゴンドラ、そして14基の高速リフトを擁する、なんとも贅沢で開放感溢れるゲレンデ構成を誇り、その斜面に佇んでいると、「ここは本当に日本か?」と思わず唸ってしまう、そんな規模のスキー場です。

ルスツリゾートスキー場ゲレンデマップ

特にMt.イゾラは長距離滑走が可能なコースが多く、山頂からコンドラ乗り場までほぼ均一な斜度のピステをかっ飛ばしていると、日頃のストレスや鬱憤を吹き飛ばしてくれること請け合いでございます。


訪問日は3月下旬の平日ということもあり、ルスツとしてはこれまでに経験したことがないほど空いていました!
当日は天候にも恵まれたため、それこそオープンからクローズまで北大基礎スキー部の現役時代のように夢中に滑っておりました。

Mt.イゾラ ヘブンリービューコースからの眺め

基礎スキー部時代はとにかく早く上達したい一心で、文字通りオープンからクローズ(ナイター含む)まで滑りに滑りまくっていましたが、社会人になってからというもの、そもそもスキーに行くことが億劫になり、さらにはいざスキー場に到着しても1本2本滑った程度で疲労困憊、「嗚呼、明日の仕事もあるし、もう帰るか」と昼ドンを待つことなく撤収状態が常でしたが、今回のひさしぶり(もしかして20年以上ぶりかも知れません)のルスツ訪問は本当に時間と疲労を忘れさせてくれました。

北海道大学に入学し、「北海道に来たからにはぜひスキーは滑れるようになっておきたい!」との思いから、入学早々に基礎スキー部に入らせていただきましたが、基礎スキー部での理論講習と夏場の体力作り、そしてシーズン中の上級生が下級生を系統的に指導するというレッスンシステムの恩恵により、板を履くのも一苦労、スキーも人生で数回したしたことなかった超絶スーパー初心者だったわたくしも、2年目にはSAJ1級を取得することが出来ました。

基礎スキー部の公式HPトップページ | 北海道大学基礎スキー部 (huss.sakura.ne.jp)SNSを拝見していると、現在の滑りのトレンドは膝の動きで板の角付けを切り替えして鋭くターンを切り込んでいくようですね。

わたくしが在籍していた当時と滑りの質が大きく変わっていることに驚かされますが、オフシーズンの旅行などスキー以外のレクレーションも充実しているようで、部活を通じて大学生活を楽しむという姿勢は変わってないようです。

ついでながら、全日本スキー技術選手権大会に出場している部員がいるというレベルの高さにも驚かされます。

いつの日か、デモンストレーターを輩出するかも知れませんね。

さて、そんな基礎スキー部時代、先輩の企画で部員仲間と訪れた「カムイワッカ湯の滝」など、もはや観光客が簡単に足を踏み入れられるところではなくなりましたね…。
草鞋を履いて川を遡上し、流れ出る源泉で温められ天然の露天風呂と化していた滝つぼに浸かって知床の大自然に溶け込んでいた、そんな当時がとても懐かしいです

(写真を撮っていたはずですが、どこにも見当たらず…残念)。

カムイワッカ湯の滝


上記はネットからの拾い画像ですが、現在は一の滝までは行けるようですね。
怪我と羆対策は自己責任ですが、それこそ当時はどこまでも登っていくことができました。
神削壁産婦人科医 ドクターまんまの北海道の歩き方 - doctor-mamma’s diary (hatenablog.com)タウシュベツ橋梁産婦人科医 ドクターまんまの北海道の歩き方 - doctor-mamma’s diary (hatenablog.com)もそうですが、このように多くの北海道遺産が近くて遠い幻状態というのは、本当にさみしいですね。

産婦人科医 ドクターまんまのGarage Life

みなさんこんにちは。

まんまでございます。

 

お見合いのような堅苦しい場面で趣味は、と聞かれたら
恐らく「読書」や「散歩」などと答えると思いますが、何らかの集まりやサークルなどで自己紹介する際に趣味とくれば、やはり「ドライブ」と答えたいです。
 
これまで道内各地を津々浦々、愛機を連れてドライブして来ましたが、そんな愛機といたしましては初号機から一貫して「速くて、カッコ良くて、そしてインパネが綺麗」という信念のもとクルマを購入して来ました。
 
個人の嗜好はそれぞれでしょうけど、わたくしは理屈抜きで車高の低い、いわゆるスポーツカーにこそクルマの魅力を感じます。
 
いつの日からか、鮮やかなボディカラーの光芒と逞しいエンジンサウンドの余韻を残して走り去るクルマから目が離せなくなっていました。
 
思い出せば、あれは薬学部の学生時代でしょうか。
大学構内をランニングしていた時、横をやたらとペッタンコなクルマがブォンと走り抜けていきました。
誰かが、「おー、NSXや!初めてみた」と叫んでいたのを聞き、「あれがNSXか…」とわたくしも当時デビューしたばかりで話題騒然だったNSXを初めてみることが出来ました。
その時の感動は今でもよく覚えています。
NSXにつきましては、こちらの画像を参考にしてください)
 
また、やはり薬学部の学生時代、オリックスレンタカーでアルバイトをしていましたが、このバイトを通じて様々なメーカーのクルマに触れることで、好きなクルマの自分軸のようなものが出来たと思います。
そして、クルマ好きのバイト仲間が「ホンダのVTECエンジンは凄い!!」と常日頃から興奮して話しているのを聞いていたので(残念ながら、当時VTECエンジン搭載マシンのレンタカーは用意されていませんでした)、マイカー初号機はぜひホンダのVTECマシンを購入しよう!と心に決めていました。
 
VTECエンジンというのは、一定の回転数に達するとエンジンのレスポンスとサウンドが劇的に変化する特殊な機構を備えたエンジンでして、これはもう味わった者しか分からない魅力と昂奮に満ちたエンジンです。
よく、雑誌などでVTECエンジンのことを「官能的」と表現しているのですが、本当にその通りだと思います。
 
高回転側にカムが切り替わった際の、あの甲高く力強い咆哮と背中を押されたようなトルクの盛り上がりには言葉に表せないほど気分が高揚させられます。
 
そもそもエンジンには自然吸気と過給機付き(スーパーチャージャーやターボなど)、そして現代ならハイブリッドもありますが、わたくしはもう、とにかく自然吸気に拘りたいです。
 
アクセルを踏み込むと、踏んだ分だけ素早く回転数が上昇するエンジンレスポンスの良さ、そして、淀みなく一気に吹き上がる乾いたエンジンサウンド…これらは自然吸気でしか味わえません。
ホンダのVTECエンジンは上記のような自然吸気の特徴を有しているのはもちろん、カムが高回転側に切り替わった際のエンジンレスポンスとサウンドは、低回転側のそれとは比較にならないぐらい攻撃的で猛々しいその様こそ、まさに「官能的」です。
 
VTECエンジンの素晴らしさは後からわかったことではありますが、いずれにいたしましても、卒業して社会人になったらすぐクルマを買うぞ、と心に決めクルマのカタログを眺めつつ薬剤師国家試験対策に勤しんでいたように記憶しています。
 
晴れて合格発表の日、自分の番号を確認するや否や、速攻で近所のホンダディーラーに行き、その場でマイカー初号機をフルローンで契約して来ました。
爾来、ホンダのVTECマシンを数台乗り継ぎましたが、中でもマイカー弐号機のインテグラタイプRは7年17万キロを共に歩んだ、文字通り良き相棒です。
地吹雪で視界不良の中雪山に突っ込んだこともありますし、タクシーに当てられたこともあります。
横滑り防止装置などない時代ですから、雪道を普通に走っていただけなのにいきなり一回転したこともあれば、夜中の国道で怪しい車三台に挟まれそうになったこともあります(;´・ω・)

インテグラタイプR
薬剤師から医師への転向も見届けてくれたインテグラタイプR…見た目もインパネも大好きでしたが、やはり「タイプR」と称するだけあって、
心臓部に備えられたVTECエンジンにこそ最大の魅力を感じていました。
5800rpmでカムが切り替わるのですが、そんな高回転域まで回している時点でそれなりの速度に達しているにも関わらず、さらにそこからターンと弾けるように加速していきますからね…。
まさに、超高回転型エンジンです。
(上述の怪しいクルマたち…夜中の国道を恐ろしくのんびり走ってらっしゃるので、こちらは眠いし早く帰りたいし…で嫌な予感がしつつも三台まとめてVTECパワーで抜いて差し上げたら、なぜか猛スピードでついてきまして…もちろん、バックミラー越しに追いかけてくる三台を認めたため、さらにVTECを発動させ三台とも突き放し難を逃れたというお話でした(;^ω^))
 

インテグラタイプRのインパネ
医師になってからは輸入車に鞍替えしてしまい、残念ながらインテグラタイプRはもはや手元にございませんが、タコメーターが1万rpmまで刻んでいるという懐旧の情には抗えず、そんなインテグラタイプRを思わせるインパネと、エモーショナルなサウンドを奏でると評判の自然吸気エンジンを備えたマシンを愛機に迎え、これからも大好きな北海道をドライブしていきたいと思います。
 

愛機のインパネ
 
 

産婦人科医 ドクターまんまの遥かなる旅路~シンガポールの夜はやさしく…~

みなさんこんにちは。

まんまでございます。

 

先日、シンガポールに行って参りました。
シンガポールの旅行情報というなら、それこそ元祖「地球の歩き方」なりInstagramなりを検索した方がよほど有益な情報が得られると思います。
なので、わたくしは一般的な媒体では示されていない(あえて書くまでもない?)取るに足らない、それでいて日本との比較でいろいろ参考になりそうな、ちょっとした気づきを記載したいと思います。
 

Merlion Parkから望むMARINA BAY Sands
まず、Changi International Airportに着いてのシンガポールの率直な感想は、
「建物がデカイ(天井が高い)」
というものでした。
ついでにMass Rapid Transit(以下MRT)という地下鉄(郊外では地上も走る)駅に向かうのも一苦労ですし、アプローチのため地下に潜るエスカレーターも長いです。
併設しているJewelのRain Vortexなんていう滝は、L5からB2まで貫くように落ちてますからね…。
国際空港ですからまあそれなりのボリュームがあるのは当然ですが、とにかく何かとスケールが大きいというのが第一印象でした。
 

HSBC Rain Vortex
エスカレーターと言えば、シンガポールでは自立歩行する階段が少なく、階下または階上への移動はほとんどエスカレーターが用意されています。
しかもッ!
日本のエスカレーターより明らかにスピードが速いッ!!
日本では「歩くな」という割にやたら遅いエスカレーターに辟易(時々びっくりするほで遅いエスカレーター≪特に下り≫に遭遇することもありますね)しますが、シンガポールエスカレーターはすべてではないですが、日本よりも速い設定のものが多いです。
これにはスカッとしましたね。
上りも下りも関係ありません。
スキー場の高速リフトさながら、ステップに立つとその速度感に思わず感激してしまいました。
 
そして、シンガポールと言えばゴミの扱いにとても厳しいイメージでしたが
路上喫煙と吸い殻のポイ捨てが異様に多いのには本当に驚愕いたしました。
ゴミ、ガム、そしてMRT内での飲食厳禁な割に、タバコには甘い印象ですが、何か政策上の理由があるのでしょうか?
 
あと気になったのは、横断歩道が少ないということでしょうか。
反対側に行きたいが横断歩道がない…と、そこら辺をウロウロすることも多々ありました。
そういう意味では日本はとても歩行者に優しい国かも知れません。
 
日本の良さ…それはやはり「気配り」とか「おもてなし」と言ってもいいかも知れません。
決してシンガポールが劣っているというのではなく、日本の「気遣い度」が高いのでしょうね。
 
日本ではあまりないことですが、シンガポールの行先案内の看板は結構ラフというか大まかというか、指示通りに動いてもなかなか目的地に着かなかったり、案内表示が途中でなくなったりして、かなりの確率で道に迷います。
また、お菓子やペーパーなどの封入物を開けようと思ってもパックに切り込みがなく、それでいてやたらと固いのでとても開封しにくいところ、日本だと「マジックカット」を開発しただけあって、なんらかの切れ込みはたいていありますからね。
 
ついでながら、Changi International AirportのArrivalでちょっと気になったことがあったので、そこに居た空港職員を捕まえて拙い英語で質問しても
「アナタノイッテルコト ワタシワカリマセン(英語)」とかなんとか一蹴、職員もプイっとどこかに消えてしまいました。
もうちょっと親身に対応してくれてもいいんでないとかなんとか。
 
なんだかシンガポールの文句ばっかりになってしまいましたが、道中のほとんどは
愉しい気持ちで満たされていました。
 
もはやシンガポールの代名詞となっているMARINA BAY Sandsの威容に接した時は
ここが日本から遠く離れた異国の地であることを痛烈に感じました
洋上から一瞥して、そこがシンガポールだとすぐわかりそうな個性を放っているのは、国際国家の矜持を高らかに主張しているかのようです。
 
Gardens by the Bay、動物園にUNIVERSAL STUDIO SINGAPOREなど鉄板コースを巡るべくez linkカードを駆使してMRTやバスに乗ったり、逆にあえて公共交通機関は使わず歩いてみたり…シンガポール在住日本人の真似事が出来たような気もします。
 

UNIVERSAL STUDIO SINGAPORE
食事は結局SC髙島屋地下のフードコートとマックがメインというのはご愛敬ですね。
 

毎日通ったFOOD VILLAGE@SC髙島屋
シンガポール名物の夜景も安全に堪能することができました。
SPECTRAで彩られたマリーナ地区に佇んでいると、派手なようで実はやわらかい光の演出にどこか懐かしさを感じます。
 
また行きたいかと聞かれたら、もちろん「Yes!」と答えます。
 
宿泊先の最寄り駅だったOrchard駅ですが、活気に満ちたコンコースの雑踏、歯切れのよいMRTの車内アナウンス、そして非常に美味だった「St.Leaven」(SC髙島屋地下にあったパン屋さん)のチョコクロワッサンと再会出来る日を楽しみにいたしております。
 

SC髙島屋@Orchard