産婦人科医 ドクターまんまの北海道の歩き方

こんにちは。まんまでございます。

 

先日、愛機を連れて倶知安町虻田郡)に行って参りました。

 

倶知安町は、医師になる前の数年と医師になった直後の2年間を過ごした街でして、とても思い出深いところでございます。

「こころのふるさと」と申してもよいかも知れません。

 

当日は天候に恵まれ、街に吹く香りにもどことなく明るい雰囲気がただよい、

まもなくさくら色の風花も楽しめるようなここちがいたしました。

道内屈指の豪雪地帯にも、春はもうすぐそこまでやって来ています。

 

そんな倶知安町から臨む羊蹄山…山はまだほとんどが雪に覆われていまして、雲一つとない青空の下で静かに佇むその姿には、なぜか胸が熱くなってしまいます。

 

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向春の羊蹄山

天の青さに雪の白さのコントラスト眩しい蝦夷富士の威容を眺めていると、

不毛地帯山崎豊子)」の冒頭にある

「…冴えた冬陽の中で、天守閣の甍と塗籠の白壁がくっきりと空に聳えている…」

という一文を思い出しました。

 

不毛地帯」は好きな小説のひとつですが、不妊治療専門施設に勤務し、日夜妊娠率向上に心血を注いでいた自分と、プロジェクト成功に向け辣腕を振るう主人公を重ね合わせてこの小説を読んでいた、そんな名古屋時代に記憶の連鎖が飛んでいきました。

 

機会があれば、もう一つの「こころのふるさと」、名古屋のことも紹介したいと思います。