こんにちは。まんまでございます。
2020年9月に三角点に関する記事を書かせていただきましたが、
当時、三角点のことを調べていたら下記の書籍がヒットしました。
時は明治時代、信仰の山でもあり、また
立山曼荼羅には「
地獄の針の山」として描かれていた前人未踏の
劔岳に三角点の埋設を企図した測量隊が、日本ではじめて登頂をこころみた際の記録に関する書籍です。
結果的には「はじめて」ではなく、
測量隊が
難行苦行の末ついに登頂を成し遂げたとき、
劔岳の山頂には
平安時代のものと思われる錫杖が置かれていたという衝撃…。
また、その登山道は「上級者向け」であり、
危険な箇所やいくつかの鎖場を通過しないと辿り着くことができな
い
劔岳に、それこそ現代のような頑丈な鎖や梯子がない時代に
多くの測量機器や重たい三角点を背負いつつ、自然の雪渓を利用しながら登頂を果たしたという事実に胸を熱くしました。
北アルプスの山々は、
名古屋での単身赴任時代に千歳ー
セントレア便の機内からその威容
を眺めるだけでしたが、それでも言葉に表せない魅力がありました。
「点の記」を読了し、
劔岳をぜひこの眼で直接見てみたい、あわよくば登頂を果たしたい、そんな思いを新たにした次第です。
とはいえ、いきなり
劔岳を目指すのは少し危険な気がいたしますので、
まずは道内の「
百名山」にトライしたいと思い、
さっそく調べてみました。
残り7座…ぜひ挑戦してみたいですね。