産婦人科医 ドクターまんまの北海道の歩き方

こんにちは。まんまでございます。

 

過日、「日本海オロロンライン」を走ってみました。

 

日本海オロロンライン」とは国道231号、国道232号及び道道106号によって

北海道の日本海側、石狩市から稚内市までを南北に結ぶルートの愛称で、天売島に棲む

海鳥「オロロン鳥」にちなんで名付けられたようです。

 

f:id:doctor-mamma:20210817174503j:plain

オロロン鳥

 そんな「オロロンライン」ですが、石狩市から留萌市までの国道231号区間は漁村や海水浴場を抜けるルートで、トンネルや断崖も多く注意が必要です。

 同区間の見どころは雄冬岬でしょうか。

 この地域一帯は暑寒別岳の山塊が日本海に没してできる断崖絶壁に挟まれており、陸路での往来が非常に困難であったため、かつては「西の知床」とか「陸の孤島」と呼ばれていたようです。

 相当前、くねくねの山道でこの地区を越えていたように記憶しています(1990年代ですね…)が、現在は長大トンネルで一気に駆け抜けてしまいます。

 ドライブではなく目的地として訪れ、岬の展望台でゆっくりと日本海を眺めて過ごしてみたいですね。

 

 留萌市以北の国道232号線は浜沿いを走るルートですが、海までの距離が近いので、波がしらのあわつぶを感じながら、自然と一体となってドライブすることができます。

 たとえば、日本海の煌めきに目を細めながら汐風と共に原野を吹き抜けるのは感動的ですね。

f:id:doctor-mamma:20210817145852j:plain

日本海オロロンライン@国道232号

 また、燃えるような落陽が海に溶け込むころ、波濤に見え隠れする利尻富士の重々しい佇まいには荘厳さすら感じます。

 

 そんなオロロンラインを久しぶりにドライブしていた時、以前訪問を企図するも残雪に行く手を阻まれた、苫前町にあるちょっとしたスポットを思い出しましたので、立ち寄ることにしてみました。

 

 次回は、そんなリベンジの顛末をご紹介したいと思います。