まんまでございます。
「積丹ブルー」(シャコタンブルーとも)という言葉をご存知でしょうか?
これは、小樽市の西方約50kmに位置する積丹半島沿岸部の海の青さを指した言葉ですが、そのどこまでも透明で澄み渡る瑠璃色に少し碧がかったような色調は、いつみても本当に美しいと思います。
積丹半島の景勝地として名高い神威岬や積丹岬には遊歩道も整備されていて、積丹ブルーを間近に感じることができます。
突き抜けるような青い空、どこまでも透明な積丹の海、そして、髪にそよぐ汐風に身を任せながら小径を歩いていると、言葉では言い尽くせない感動を覚えます。
札幌視点で申し訳ないですが、ドライブには適度な距離と札幌から見て西方にあるというロケーションから、天気の良い日の午後には、ちょっと積丹まで夕焼けを見に愛機を連れ出してみようかなあと思うこともしばしばです。
橙色の陽光に照らされた岩礁にも積丹の魅力が詰まっている気がいたします。
そうして太陽が水平線に溶け込むころ、積丹の海には灯台の火影が浮かびあがり、昼間とは違った趣きを見せてくれます。
静かで優しい北海道の夜の始まりです…。